Pandocは.msiのインストーラーしか配布していないので、Windowsに標準でインストールされているmsiexec.exeを使って内部のファイルを取り出す。
Pandocのダウンロード
[Pandocのダウンロードサイト](https://pandoc.org/installing.html)からmsiインストーラーをDLする。
msiファイルから中身を取り出す
- 展開用のフォルダを、msiファイルとは違う場所に作成する。
- ターミナルを開く。
- カレントディレクトリをmsiファイルがある場所に変更。
- 以下のコードを実行
> start /WAIT msiexec.exe /a pandoc-x.yy.zz-windows.msi /qn targetdir="展開用フォルダ"
- 展開用フォルダの中に`Pandoc`フォルダが出来上がるので、それをUSBメモリ直下に置く。
**参考資料**
Pandoc の Portable Windows バージョンを作る | Aqua Ware つぶやきブログ
使えるようにパスを通す
- settings.jsonを開く。
"terminal.integrated.env.windows"
の"PATH"
に、`S:\\Pandoc;`
を追加- ターミナルを開いてカレントディレクトリをUSBメモリのドライブに変更。
`pandoc -v`
で動作確認。
VSCode-Pandocの設定
上記のパスを通せば、ターミナルからコマンドラインで変換することが可能ですが、ややこしいので、拡張機能である **vscode-pandoc**を使用します。
!!!note 注意
vscode-pandocは、バージョンが最新のものを使用してください。
一番古いバージョンのものでは環境変数を設定できません。
- `拡張機能`→`vscode-pandoc`→ インストール
- `拡張機能`→`vscode-pandoc`→ 拡張機能の設定
- `Pandoc:Executable`でpandoc.exeのパスを入力
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