【VSCode】ポータブル環境でローカルにシステム環境変数を通さない方法

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私はスティック型の外付けSSDに開発環境を作っているので、ローカルにシステム環境変数を通さずにVSCode内に環境変数を通してどのPCでもPHPやJavaが動くようにします。

結論から言えば、VSCodeのsettings.jsonに環境変数を書けば解決するのね、と。

前提条件

VSCodeはポータブルモードで外付けSSDにインストール

こうすることによって、setteings.jsonも外付けSSDの中に入るのでどのPCに差しても動作するようになります。

外付けSSDのドライブレターはR:に固定

これはバッチでやっています。最終的にはドライブレターも動的に変更したいものです…。

すべてのパッケージはグローバルインストールせずに外付けSSD内にインストール

インストーラーでインストールする系のものは、すべて「zipファイルでDLして外付けSSD内で解凍」方式でインストールします。インストーラーは使いません。

コマンドラインでインストールする系のものは、グローバルインストールではなくローカルインストールで行います。グローバルにするとC:\ProgramFilesあたりにいっぱい作業領域を作られるのでポータブル環境になりません。

VSCodeのsetteings.jsonに環境変数を設定

  1. VSCodeを起動して、settings.jsonを開く。
  1. settings.jsonに以下を追記する。
//ターミナルの設定
"terminal.integrated.env.windows": {
        "PATH": "${env:PATH};R:\\xampp\\php;R:\\composer;R:\\composer\\vendor\\bin;R:\\Java\\java-se-8u42-ri\\bin;"
},

ここでは、PHP、Composer、Laravel、Javaの環境変数を記述しています。

これ以外に起動させたいパッケージがあれば、環境変数をダブルクォーテーション内に追加していきます。

パスはご自分の環境に合わせて変更してください。

  1. VSCodeのターミナルからバージョンを表示させて動作確認
ターミナルを開いて、php -vとコマンドを打つ

カレントディレクトリは外付けSSDに変更しています。この中だけで動く環境なので。

Windowsのコマンドプロンプトからは動作しないので、VSCodeのターミナルから動作させてください。

最後に

VSCode、まじヤバです。Eclipseと併用していましたが、ターミナルが便利すぎて、ほぼ8:2でVSCodeになりつつあります。

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